依存症を克服したいさせたい…!自助会で仲間をみつけよう!

依存症の家族で悩む方へ
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依存症を克服するためには一人きりでは難しいのが現状です。

病院や施設に入ることも効果はありますが、やはり自助会へ参加することは治療に大きく役立つと言われています。

専門の施設でも自助会への参加が必ず治療プログラムに組み込まれています。それほどに自助会への参加は、依存症の克服に効果があると言われているのです。

自助会の対象は依存症本人だけではなく、家族、友人、職場の方など多岐に渡ります。ここでは自助会を開催している団体、そして参加にあたってのルールなどをまとめています。

 

Contents

依存症を克服させたい…!自助会とは何?

外国の映画やドラマで見たことはありませんか?参加者が椅子に座り円になってお互いの体験を語り合うシーン。それが自助会です。セルフヘルプグループまたはサポートグループなどとも呼ばれることもあります。

自助会は本人、家族や友人、関係者など、対象は多岐に渡ります。

本人しか参加できない会、

家族しか参加できない会

…など様々な人を対象に開催されています。

私個人の感想ですが、依存症患者としての苦しみ、依存症家族としての苦しみは、当事者同士でしか分かり合うことはできないと思います。

体験を共有しあうことは、回復克服に繋がります。ぜひとも自助会に行ってほしいと思います。

依存症を克服!自助会に参加する時のルールとは?

こちらは一般的な自助会参加にあたってのルールです。これは世界共通ですが、団体によって追加ルールなどもあるようですので、参加する団体のホームページなどで事前に確認してください。

それぞれの会で「司会」がいて、当日の会の全体をとりまとめてくれます。

匿名で参加可能

匿名(アノニマス)で参加することができ、身分や職業を明かす必要はありません。しかし、自分が抱えている悩み、トラブルなどについては自分のためにも正直に話しましょう。

 

批判はしない

自助会の基本は、言いっぱなし、聞きっぱなしです。批判をすることは固く禁じられています。また会によっては専門家以外の方のアドバイスは禁止している所もあります。

また他の参加者の話に割り込むのも禁止です。

 

秘密保持を守る

お互いに自分の事を正直に話すことが回復に繋がるため会で聞いたことについては他言してはいけません。理解されにくい事も正直に話し、また他の参加者の話を聞くことが回復に繋がるので、その環境を壊さないためにも重要な約束事のひとつになります。

家族といえども、会で聞いたことについては話さないようにしましょう。

 

無理はしない

体調が悪い時、スリップした時などは会への参加を見合わせましょう。冷静な自分が保てない状態で会に参加するのは危険です。会のルールを破ってしまうと、また1つ居場所をなくしてしまいます。

それだけは避けましょう。

※スリップしてしまった場合にはかかりつけの精神科医を訪ねましょう。

 

 

勧誘は禁止

参加者に対して宗教やビジネスなどの勧誘は禁止されています。もしそのような被害に会った場合には、主催者に報告してください。

 

 

参加するだけで発言はしなくてもいい

自助会も最初はどういったところなのか、不安に感じると思います。最初は参加して、そこに座って他の参加者の話を聞くだけでもいいのです。

自分の順番になったら発言をパスしても問題はありません。

[chat face=”9ED4BA5E-6710-4088-ACFA-5A10A2B8B612.png” name=”すばる” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]私も最初は発言できずにパスさせてもらっていました。[/chat]

 

 

会費はほとんどの会で数百円程度

自助会はほとんどの場合が無料、または数百円の会場費やお茶代の徴収がほとんどです。司会も含めボランティアや寄付でなりたっている会が多いようです。寄付制の会もありますが、無理のない範囲でお金をだせばいいと思います。

 

依存症克服への効果絶大!自助会で仲間を見つけよう

依存症の克服、回復には自助会はかかせません。軽症なら、人によっては自助会に通うだけで治っていく人もいるようです。

こちらでは全国で依存症患者のための自助会を開催している団体の一覧です。

自助会の専門用語:クローズド、オープンとは?

自助会は対象によって会の参加者を限っています。

一般的にはクローズドは「依存症の当事者のみ」の会

オープンは「依存症の家族や関係者、医療関係者」も参加できる会となります。

団体によってはそれも細かくわけていますので、参加する際には問い合わせなどをして自分が参加できる会を見つけてください。

AA (アルコール・アノニマス)

アルコールアノニマス 全国のオフィス一覧

1935年にアメリカで始まったアルコール依存症患者のアノニマス(匿名)の会。日本での全国で「断酒会」が開催されていて、毎日かならずどこかで開催されています。

お近くでも必ず開催されていますので、ぜひ調べてみてください。

 

全日本断酒連盟

全日本断酒連盟のHP

こちらの全国展開で断酒会を開催している団体です。書籍などの出版や家族向けの会なども積極的に開催しています。

 

特定非営利活動法人ASK(アスク)

ASK(アスク)はアルコール依存症の家族へのサポート支援から発足した団体です。現在は啓蒙活動と講演などの活動が主になっています。依存症関連の書籍を多数発行されています。

アスクのHPはこちらから。

 

厚生労働省:断酒会についての情報まとめ

厚生労働省の自助グループのHP

 

地元での自助会の探しかた

地域の「保健所」

「こころの健康センター」「精神福祉センター」「男女共同参画センター」

などで開催している場合もあります。地域のこれらの施設に問い合わせてみましょう。

またこういった施設には。お住いの地域の自助会の案内チラシなども置いてあります。

※アルコールだけでなく、ギャンブルや薬物、発達障害などの自助会もあります。

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